人間という夢から覚めて獣になりました

ブラック企業で病気になり捨てられた獣の日記です。農家やっています。

夢から覚めた人間は日記代わりにブログを始める-1日目

はじめまして

まずは自己紹介から

私は26歳の男で9月30日までとあるブラック企業に勤めていました。

私がやったのは産業機械のソフト設計、生産設計、海外への輸送管理補佐、現場立ち合いなどです。

親会社は誰もが知る電気、プラント系の有名企業です。

新人の時から残業1日あたり4.5時間(休憩してなかったので実質6時間)、土日はほぼ無し、たとえ夜中だろうが呼び出しがかかったら車で会社に行きタイムズに駐車。もちろん駐車代はでるわけがありません。ちなみに月残業は休日出勤含め230時間でした。45時間と虚偽報告させられたのは言うまでもありません。これ、2年目ですよ?

幸いにも給料は額面30万円とよかったです。

 

去年の11月についに体調を崩しました。

帯状疱疹

胃潰瘍

・手足のしびれ

・常に頭を釘で刺されているような頭痛

 

過労死寸前だったようです。

 

そんな私にトドメを刺したのはコロナでした。

在宅勤務です。

通勤時間が無くなった分さらに働きました。1日20時間、土日無し

耐えられませんでした。

一時は早く楽になりたく最後の場所すら探していました。

限界でした。

母がいなければ既にこの世から消えていたでしょう。

9月1日

療養は却下され、9月30日にやめることになりました。

 

10月はほぼ病院と自宅を行き来していました。

11月20日、失業保険は降りませんでした。国からも捨てられた。

12月、親戚の梨農家を継ぐことを決意

現在、知識を蓄えたり別の作物を育て中

親戚のおじさんやおばあちゃんに感謝しつつ住み込みで働いています。

 

サラリーマンなんて2度とごめんだ

会社なんて死にに行くようなものだ

国も信用できない

メディアにつくられた理想の生活は奴隷として上の人間を満足させるための夢

 

恨みはありますがそれでは生きていけない、下ばかり向くのは人間としての悪い癖。獣のように嫌なことからは逃げて前を向こう

まだ生かされているのでもう一度、最後かもしれないけど心に火を入れました。

寿命はたったの2年半でだいぶ持ってかれたと思うけど行けるところまで行こうと思います。

 

こんな人間という夢から覚めた獣の物語をここに書いていこうと思います。